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介護保険と助成金制度を有効に活用しましょう
介護保険制度を利用したリフォームは一生涯で最高20万円までの補助が受けられ、その1割にあたる2万円が自己負担となります。
また、一度で使い切る必要はなく、数回に分けて利用することも可能です。
助成金制度に関しては、全国一律ではなくお住まいの各自治体それぞれで独自の制度を設けていて、 制度も頻繁に変わりますので前もって確認が必要です。
「制度を後で知って余計な負担をしてしまった」ということが無いようにきちんと自治体に確認されることをおすすめします。
制度が適用される介護向けリフォームメニュー
4つの主要なリフォームポイント
- ①出入り口、床
- ドアを引き戸にする、段差をなくす、車いすでも入れるようにする、濡れても滑りにくい床にする、などが挙げられます。
- ②手すり
- ドアの開閉時、トイレ内での移動、便座からの立ち座りや座った状態を安定させることなどを目的としています。
- ③便座等
- 和式から洋式にする、温水洗浄便座にする、洗浄レバーをボタン式に変更する、などは多くの方からご要望があります。 介護を受けられる方、高齢な方などご家族の状況に応じたリフォームをご提供します。
- ④暖房器具
- 冬場には高齢者のトイレでの事故が多発します。
「ヒートショック」と呼ばれる、室内での温度差により血圧や心拍数が変動し、意識を失ったり、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすこともあります。
自宅における高齢者の死因の約25%にもなっています。
トイレ内に暖房器具を設置し、温度差を減らして事故の防止を防ぐ事が重要です。
浴室・洗面室もヒートショックに注意
浴室に入り浴槽に漬かるまでの動線をスムーズにするため、出入り口の広さを広げる、手すりを設置する、 段差を解消する、浴槽を大きくする、などをしてご本人の入浴や介助者をサポートすることができます。
浴室と隣接している事が多い洗面室に関しても、引き戸にする、手すりの設置や出入り口のドアや浴室との段差の解消、 洗面化粧台の高さの変更、座りながらでも着替えられるスペースの設置などを行います。
また、浴室・洗面室においても冬場には高齢者の「ヒートショック」事故が多発します。 脱衣場や浴室に暖房器具を設置するなどによって、温度差を減らし、事故の防止を防ぐ事が重要です。
階段・段差を改善して生活範囲を安全に広げる
手すりを設置する、階段を緩やかにする、階段昇降機やスロープの設置をするなどして、階段や段差の昇り降りの負担を軽減し、転倒・転落を予防します。
転倒・転落は骨折になりやすく、そのまま寝たきりになってしまうリスクが高まるため階段・段差の幅や高さ、長さに応じたリフォームが重要となります。
部屋同士の段差が大きい、冬の室内が寒いというご家庭に
各部屋や廊下の段差の解消、手すりの設置などを行う事により歩行の補助や転倒による怪我・骨折の防止を図ります。
また、壁などに断熱材を使用する、床暖房を導入するなど家の中での温度差を解消するにより、冬場に多発する「ヒートショック」の発生も軽減できます。
近年は介護向けのリフォーム材質も日々改良されてきており、築年数が長い住居には特に適しています。