ウッチャーレの工事風景をチラッと
これから薪窯を作る箇所の後ろに「抗火石」という、遮熱の役目を果たす石を一面に貼ります。
窯以外のところに熱が逃げない+窯自体の蓄熱の為、大事な作業です。
ところが、この「抗火石」、普通の建材店では取り扱いしていなく、売っているところを探しても本当に見つからず苦労したのですが、なんと伊豆の新島で取れるとの事。というか、イタリアのシチリアと新島でしか取れない代物でした💦
なので、新島から船便で届いたものを港まで引き取りに行ってきました。
客席の床ですが、イタリアの古城の床に貼ってあったレンガを輸入して貼りました。
まず、納品時の段ボール箱の数がとんでもなく、荷下ろしの段階で気絶するかと思いました。(1箱20kgくらい)
厚み2~5cm、形は六角形ですが、それぞれの大きさは不揃いなんてもんじゃなく、1枚1枚の個体差が激しすぎ💦
貼るのに大変な手間がかかりました。タイル職人さん、ありがとうございます!!
アクセントにはレリーフタイルを使用しました。
こちらは、イタリアの職人さんにオーナーが直接イメージを伝え、1枚1枚手書き&手作業で焼き上げた逸品です。なので色味にバラつきも有り、それが非常に面白いです!
店舗中央の耐震用鉄骨アーチもうまいここと壁で覆い、モルタル造形しました。シンプルそうに見えますが表情があって恰好良くなりました。
コンクリートの壁をトンネルみたいに掘削したわけではありませんよ(笑)